株の投資を始めたのは1993年のこと。
1989年(平成元年)12月29日「大納会」の日の取引時間中に日経平均で3万8,957円44銭の最高値を付けたのち、バブルが崩壊し、1年足らずで株価が2万円を切った。
政治は自民党分裂し、非自民の細川政権が誕生した。
その後、失われた30年といわれるような混沌とした時代がはじまった。
そのような最悪なころに株投資を始めた。
「https://www.kabutore.biz/」より
株投資を始めた理由は、30代の普通のサラリーマンでも株が買える株価まで下がったことである。
それほど優良株の株価が下がっていた。
今では考えられないが、株投資をはじめたころは、インターネットがなくて、証券会社に電話で注文を出して株を売り買いしていた。
株の情報は「日本経済新聞」や「四季報」が主な情報収集手段だった。
当然、情報力で株式のプロが断然有利だった。
アマチュアが株で利益を得るには、年単位で持ち続け値上がりを待つことである。
当時は、ディフェンシブ銘柄である私鉄株1銘柄を持っていて、安値になると買い続けた。いわゆるナンピン買いだ。
3年ぐらい持っていただろうか。
持っているうちに高値が付いたので売却して車を買った。
その後、インターネットが普及し、インターネットでの株取引が開始され、簡単に素早く株売買ができるようになり、頻繁に売買するようになった。
もちろん、情報も入手しやすくなり、プロとアマの垣根が低くなった。
2014年から少額投資非課税制度NISAがはじまった。これは譲渡所得と配当所得が非課税になる制度である。
株の利益にかかる税金は高くて、配当金と譲渡益それぞれに所得税15%と住民税5%合わせて20%の税金がかかるのでNISAはありがたい制度である。
NISAには「つみたてNISA」と「一般NISA」の2種類あり、非課税で株の売買をするには「一般NISA」の口座を設定する。
非課税投資枠は毎年120万円を上限として5年間非課税、つまり、5年間持ち続けることができるが期間を過ぎると普通の口座に移動させれられ課税されることになる。
一般NISAの概要はこちら
NISA制度開始とともにNISA口座で株式投資をしている。
現在の投資法は、配当利回り3%以上の高配当銘柄に投資している。
最近は、配当を気にする企業が増えて以前と比べると増益企業は増配する傾向が強くなっている。
増配を発表すると株価も上昇する。
銘柄を調べて買い付けるのは手間でリスクも高いが、普通株と同じように株式市場で売り買いでき、プロが高配当株を選別してポートフォリオにしている高配当を謳っているETFがある。
最近では、年に4回配当のある高配当のETFに投資している。
*推奨しているものではありません。
・1489 NF・日経高配当50 ETF
・1577 NF・日本株高配当70 ETF
・2529 NF・株主還元70 ETF
・2564 グローバルX MSCIスーパーディビィデンド 日本株式 ETF
詳しいETFの説明はこちら
2024年からはNISA制度が改正され、年間投資枠が倍に拡大され240万円、保有期間は5年から無期限など、使いやすくなるようだ。
NISAの新制度はこちら
銀行では利子がつかないに等しいので、この制度を利用しない手はない。