Accessの便利な関数DLookup|みどシステム工房
Accessの便利な関数DLookup
フォームやレポートに接続していないテーブルやクエリのフィールドの値を表示したいとき、DLookup関数を知っていると、簡単にフィールドの値を表示することができます。

アンザボレゴ州立公園
セドナ
【アメリカ合衆国アリゾナ州】


はじめに

Accessは、多くの便利な関数を装備しているので、これらの関数を使うことで作業時間を短縮することができます。

Dlookup関数も使い勝手のいい関数のひとつで、フォームやレポートに接続していないテーブルやクエリのフィールドの値を表示したいとき、DLookup関数を1行記述するだけで必要な処理ができてしまします。

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Dlookupの記述

DLookup関数は、DSumとDCountと同じ定義域集計関数といい、設定した条件に従って、テーブルやクエリのフィールド値を返します。

書式は次のようになります。

  • DLookup("[フィールド名]","[テーブル名]","[条件]")

「テーブル名」のところには、「クエリ名」でも設定できます。

条件の設定方法については、を参照してください。

条件の設定は省略可能になっていますが、設定しないと何らかの値が取得されてしまうので、実際には必ず設定すべきです。

データがない時は、nullを返してきます。

Dlookupの使用例

使用例としては、アプリには、「システム設定」といったような機能を付け、ユーザが使いやすいようにアプリケーションに汎用性を持たせます。

処理をするときにユーザが設定した値をDLookup関数を使ってその設定値を読み込んで、設定に従った処理をするような条件分岐に使うことができます。

その他にもいろいろな用途で使える便利な関数です。

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