2019.08.20
2019.05.01
フォームやレポートで和暦表示を使っていることも多いと思います。
マイクロソフトからのサーポートが受けられているバージョンのAccessであれば、日付を表示させるテキストのプロパティの書式に「gggee¥年mm¥月dd¥日」と記述すれば、問題なく新元号「令和」で表示されます。
ところが、古いバージョンのAccessは更新プログラムの配布がないので、元号が変わる2019年5月1日以降も「平成」で表示されることになります。
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最新のOSとAccessにバージョンアップします。
ここで注意べきことは、これまでに使っていたアプリにエラーが出ないか動作確認することです。
エラーによっては、アプリの修正に別途費用が必要となることもあります。
お金をかけずに解決
簡単な方法としては、見積書や請求書など紙に出力するときは、手書きで修正するのも「あり」かもしれません。
もう一つとしては、元号から西暦表記に変更することです。
これは、フォームやレポートの「テキスト」プロパティの「書式」で日付(標準)などを選択せれば簡単に西暦表示に変更できます。
どうしても元号表記にしたい場合は、フォームやレポートの「テキスト」プロパティの「書式」に式で記述すれば新元号「令和」表記することができます。
考え方は、次の通りです。
元号が変わるのが2014年5月1日からと決まっているので、IIF関数を使い、改元前後で条件分岐させます。
新元号が始まる前は、普通にFormat関数と「gggee¥年mm¥月dd¥日」を設定し、平成以前の旧元号で表示させます。
新元号が始まる2014年5月1日からは、「令和」+(現在の西暦年‐2019)「年」で令和の年数を算出し、それに続いて、Format関数で「年月」を表示させます。
ほかにもやり方はさまざまありますので、古いAccessでもお金をかけずに新元号対応させることは可能です。
みどシステム工房は、システムの改修も行いますので、お気軽にお問合せください。
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