2020年4月24日
2023年4月16日
「カカオニブ」。
あまり聞きなれない単語ですが、「カカオ」といえば、「チョコレート」や「ココア」の原料ですね。
「カカオニブ」は、カカオです。
「カカオ」は、中南米やアフリカなどの熱帯地方原産の木で楕円形の果実の中にある豆です。
この豆の胚乳部分を発酵させて、焙煎し、砕いてチップ状にしたものが「カカオニブ」です。
さらに、細かくすりつぶしたものが「チョコレート」や「ココア」の原料になります。
「カカオニブ」を食べてみると、香ばしさとほろ苦い甘くないビターチョコレート味で、ちょっと固い豆を食べているようなコリコリした食感です。
スーパーフードは、カロリーが少なく栄養素がたっぷり含まれた自然食品です。
「カカオニブ」は、普通の食品より栄養価が高く、病気予防に必要な抗酸化物質が豊富でスーパーフードのひとつといわれ、おもに次のような成分が含まれています。
ポリフェノール
カカオに含まれるポリフェノールは、動脈硬化を防ぐ効果があり、ストレスへの抵抗力も強めることにも役立つそうです。
ポリフェノール
現代人に不足ががちな食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、便秘による肌荒れ等の改善にも役立ちます。
カテキン
お茶に入っていることで有名な強い抗酸化作用をもつカテキンは、カカオニブにもたくさん含まれています。
主な働きとしては、肝臓で作られる胆汁酸の排泄を促し、血液中のコレステロールの増加を抑える働きがあります。
また、体脂肪を減らす作用や抗菌作用もあるため、口臭や虫歯を予防するなど歯の健康を守ってくれます。
アナンダミド
カカオニブには、幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」という物質が多く含まれ、精神をリラックスさせて、記憶力を高める働きもあります。
その他にもカルシュウム、鉄、亜鉛などのミネラル類が豊富に含まれているため、体調や肌の調子を整えることに役立ちます。
カカオニブの入った食パンは・・・
ココアを混ぜたチョコレート色の生地に甘い「チョコチップ」とほろ苦い「カカオニブ」を入れてこねます。
型に入れてオーブンで焼きます。
焼き上がりは・・・
おすすめの召し上がり方は、厚めにスライスしたトーストをお勧めします。
練りこまれたチョコチップがチョコバタークリームのようにとろ~りとろけて美味しい。
カカオニブのほろ苦さが大人の「チョコの食パン」を演出しています。
体にもお肌にもよい「チョコの食パン」をどうぞ。
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