2019.02.27
2019.05.05
単純なデータ入力は退屈な仕事ですが、重要な仕事の1つです。
多くの場合、1日中大量のデータを入力し続けることもあり、単純作業ゆえ、イラついたりしてどうしても誤入力などが発生しやすくなります。
もし間違えて入力してしまうと、損失を発生させたり、全体に悪影響及ぼすこともあります。
システム的に入力負担の軽減と誤入力の防止に役立つ手法を考えてみました。
そのひとつにコンボボックスによる絞り込みがあります。
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入力フォームに2つのコンボボックスを配置し、1段目のコンボボックスに入力された値によって2段目のコンボボックスに表示される選択可能項目を制限します。
例えば、多桁式現金出納帳を例にします。
「出納区分」と「適用」するテーブルを用意します。
1段目コンボのプロパティの「値集合ソース」に「入金」と「出金」と入力して「値集合タイプ」を「値リスト」に設定します。
1段目のコンボに値を入力したところで2段目のコンボが1段目のコンボに対応した値を表示できるように「更新後の処理」で2段目のコンボをRequeryできるように設定します。
2段目のコンボのプロパティの「値集合ソース」のところをクリックすると[…]ボタンがあるのでそれをクリックして「式ビルダー」を起動させます。
「出納区分」対応するクエリビルダーの抽出条件の枠に「出納区分」が表示されているフォームのコンボボックス名を指定します。
入力方法は、Forms![フォーム名]![コンボボックス名]になります。フォームの参照は、高い頻度で使う手法です。
これで絞り込みの設定は終了です。
1段目を選択すると、2段目がそれぞれ表示が違っているのがわかります。