パワースポットがありスピリチャルな町「セドナ」。
アリゾナ州の州都フェニックスから北へ2時間ドライブする位置にある赤い岩山と緑のコントラストが美しい町だ。
以前に「セドナ」を通過したとき、赤い岩山と木々の緑の美しさにそのうちにのんびりと訪れたいと思っていた。
今回は、「カルフォルニア州サンデエゴ」からドライブをスタートした。
Googlemapでは、サンでエゴからセドナまで運転時間が7時間10分、距離が734.4Kmとなっている。
インターステイト5(I-5)でカルフォルニア州とアリゾナ州の州境に向かう。
州境は、インスペクションのためノロノロ運転である。
30年ほど前はフェニックスでインターステイト17(I-17)に乗り換えたのであるが、現在はフェニックスの外側のバイパスからI-17に乗り換えられるようになっている。
そして、途中から179号線でセドナに向かう。
セドナは高地(標高約1370メートル)にあり、急な上り坂が続く。
セドナの町に入ると鮮やかな赤い岩山が目に入る。
交差点がラウンドアバウト(環状交差点)になっている。
日本ではほとんど見ることはできないが、アメリカにはところどころにある。
交差点が円になっていて出たいとことで円から出る。
タイミングが悪いと出られずにもう1周することになる。
地図を見て近くのスポットから観光することにした。
最初に訪れたのが赤い岩の壁面にそびえる教会「ホーリークロスチャペル」。
チャペルの内部を見ることができる。
ここにも神秘のパワーがあるとか。
次に「エアポートメサ」でパワーを感じることに。
町の高台にあり、空港になっている。
整備された遊歩道を歩きながらパワーを感じることができるそうだ。
歩いていると静けさを打ち破るようにときどき飛行機のエンジン音が聞こえる。
赤色の岩山に生えている木をよく見ると幹がよじれている。
これはパワーによるものだとか。
遊歩道からセドナの町が見下ろせた。
赤い山と緑のコントラストが美しい。
2日間お世話になる宿はセドナの中心の「Y字路」にある「Cedars Resort」。
ベランダからの景色が素晴らしい。
時間や天気によって赤い山の色合いと緑のコントラストが変化して眺めていて飽きない。
次の日、セドナの南にある「カセドラル・ロック」へ。
岩山のふもとの駐車場に車を止めて岩山まで歩く。
この駐車場はパーキングメーターで駐車料金を払わなければならない。それもクレジットカードのみである。
直近から見上げると巨大な岩壁に圧倒される。
山頂までは登るつもりはなかったが、パワーを感じに途中まで登ることにした。
スニーカーだったが、それほど苦労することもなく岩山を登っていく。
岩山は途中からほぼ垂直の壁になっている。
まさか壁をよじ登るわけでもないだろうし、何か秘密の道が頂上まであるのかと考えながら登る。
突然、「End of Trail」の標識が出現した。ここが終点だった。
秘密の道がないのは残念であったが、雄大な景色から元気パワーをいただいて下山した。
続いて、「ベル・ロック」へ。
ここの駐車場はありがたい無料。
遊歩道からベル・ロックを目指す。
名前の通り、釣鐘のような形をしている。
この道は、岩山を1周する比較的平坦な道と山頂を目指す登山道になっていた。
先ほどの岩山と違って、ここは、ヨガをしている人や瞑想している人、岩に体を密着させている人などが多い。強いパワーがあるのだろう。
この岩山は山頂を目指すときは覚悟が必要だ。
途中、日本だったら鎖のようなものが設置される難所が数か所ある。
ここも頂上に登れないが、頂上直下までは登れた。
最高の景色だった。
ここでも瞑想していた女性がいた。そして、その女性は、「ここで瞑想中にUFOを何回か見た。」と言っていた。UFOを引き付けるパワーがあるとか解説してくれた。
昼食は世界中どこに行っても見かける「マクドナルド」。しかし、セドナの「マクドナルド」セドナ色していた。
最後にセドナの北の町はずれにある「ボイントンキャニオン」へ。
ちょっと遠いいが、パワーが一番強いスポットと言われているので行ってみた。
とても静かなところで落ち着ける。
岩山に登って岩山に抱き着いてみた。
パワーは感じないが落ち着いた気分になった。
天気が崩れ始めているようで風が強くなった。
最終日はセドナの中心街でショッピングして帰路に。
天気予報では5月なのに「雪」が降るとか。ほんとかな・・・
フラッグスタックに着いたころ雪が降りだし、街を抜けるとうっすらと白化粧。
事故なく帰国できたのもセドナのパワーのおかげだろうか。
セドナはパワースポットだけでなく、芸術も盛んで、また、開拓時代の文化も垣間見ることのできる不思議なところで長く住んでみたい町のひとつだ。
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