LPレコードに続いてカセットテープが見直され、今では若い世代でCDブームになっているそうだ。
若い人たちの間でCDが流行る理由は、見たことがなくて珍しいからということらしい。
我が家には、CDが100枚以上あり、ONKYO CBX-Z20 というコンポで聞いていた。
オンキョーと言えば、オーディオの日本メーカーで、世界的にも有名ブランドであったが、今では補聴器の会社になっているようだ。
ONKYO CBX-Z20は、2007年8月に発売されたCDプレーヤーとiPod用のドック、AM/FMチューナを一体化したサウンドシステムである。
【仕様】
CDプレーヤー:音楽CD/CD-DA再生可能
iPodドック:第4世代以降のiPod/iPod photo/mini/nano内の楽曲を再生可能
スピーカーユニット:8cm径フルレンジのOMFコーンを搭載
アンプ最大出力:5W×2ch
再生周波数帯域は:0Hz~20kHz
入出力端子:アナログ音声1系統装備/ヘッドフォン出力
外形寸法:435×231.5×138mm(幅×奥行き×高さ)
重量:4.3kg。
プリセットされたイコライザーが搭載されてそこそこいい音を出していた。
ところが、数年前からCDの読み込みができなくなりCDを聴くことができなくなっていた。
買い換えようかと思っても買いたい機種がない。
CDの読み込みができない原因は、「ピックアップレンズ」で正常にデータが読み込めていないということである。
ピックアップレンズとは、光ディスクに記録されたデータを読み出すために使うレーザー光を照射、反射した光を読み取る装置のこと。
このレンズが汚れていたり、壊れているとCDが聞けなくなるということだ。
たぶん、壊れていない、汚れているだろうという仮定のもと、「ピックアップレンズ」を掃除することにした。
レンズは、機械内部の奥深くにあるため、筐体を分解し、CDプレーヤーの基盤を取り出す。
構造を確認し、必要なネジや配線を外して、CDプレーヤー部を取り出したところ。
レンズは、内側にあるようなので、さらに分解する。
ついにレンズが出現。
眼鏡のレンズクリーナーを綿棒につけてレンズをやさしく汚れを拭く。
分解した逆の手順で組み立てる。
CDを入れて読み込みできるか・・・
レンズがディスクを読み込めたようだ。
そしてPLAY。
正常にデータを読み込み、音も聞こええる。
古いCDは、CDディスク自体が汚れていて読み込めないこともある。
そのような時は、レンズを掃除したときと同じように眼鏡のレンズクリーナーと眼鏡拭きでCDのデータ面を拭いて汚れを取り除く。
使い捨てを前提とした現代の機械と違って、昔の機械は修理してあげれば使える構造になっている。
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