アイドリングストップ解除【ジムニー】|こだわりのないブログ

アイドリングストップ解除【ジムニー】

2022年09月09日

アイドリングストップ

野反湖駐車場で

2021年のマイナーチェンジでジムニーにもついに、アイドリングストップが装備された。

信号などで停止するとエンジンがとまる。

そして、ブレーキペダルを放すと再びエンジンがスタートする。

アイドリングストップ機能を停止するボタンがついているが、エンジンをOFFにするたびにアイドリングストップが復活してしまい、エンジンをかけるたびにこのボタンを押す。

このボタンはハンドルの後ろにあり、見にくい位置についている。

アイドリングストップ停止中はメータの中にオレンジ色のマークが光る。

頻繁に使うボタンなのだから、見えやすい位置に変更することにした。

ボタンの位置変更

ボタンは左から2個目の位置についている。

これを見やすい一番右側に移設する。

作業は簡単。

スタートボタンがついているインパネを外す。

これは、フックでひっかけて止めてあるだけなので手前で引くようにすると工具を使わなくてもすぐ外れる。

一番右側のボタンのない位置についているカバーを後ろから指で押して外す。

ボタンは、インパネにフックで引っかかっているので、指でボタンの後ろから手前にやさしく力を入れてして押してあげると手前に外れる。

ボタンから配線のコネクターを外す。

コネクターをよくみると爪のようなものでボタンに引っかかっているので、これを押してコネクターをボタンから抜く。

ボタンの位置まで配線を右側に引っ張っぱる。

スイッチにコネクターを差し込んでインパネにボタンをはめ込む。

外したカバーをボタンがついていたところにはめ込む。

スタートボタンがついているインパネを取り付ける。

スタートボタン位置変更

これで、ボタンが押しやすい位置に変更できた。

ボタンの位置を変えたのちしばらく様子を見たが、エンジンを始動するたびにこのボタンを押すのは面倒だ。

アイドリングストップキャンセラー

ネットで探してみると、アイドリングストップキャンセラーなるものが売っている。


これをつけると、エンジンをかけるたびにボタンを押さなくともアイドリングストップをキャンセルできて、ボタンを押せば、アイドリングストップを作動させることもできる。

原理は、スターターを動き出す前に一時的にACC電源がOFFになる現象を利用し、ACC電源がOFFになるとリレーでスイッチをONにする回路になっている。

電気工作の知識があれば、リレーを使って格安にキャンセラーを導入できる。

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しかし、メーター内の目障りな黄色いランプが光ってしまう。

アイドリングストップ解除

ボンネットが開いているとアイドリングストップが作動しなくなる。

おもしろいことにメーター内の黄色いランプも点灯しない。

つまり、アイドリングストップ機能を完全に停止させることができる。

ボンネットを開けて走るわけにいかないので、回路的にいつもボンネットが開いている状態にする。

ボンネットの前下にボンネットを開けるレバーがあるが、ここにスイッチがついている。

ボンネットを閉めるとこのスイッチがONになりアイドリングストップ機能が働き、ボンネットを開けるとスイッチがOFFになりアイドリングストップ機能が停止すると思われる。

レバーからの配線をたどるとレバーの近くにコネクターがある。

このコネクターを外してみた。

アイドリングストップ機能が停止するが、メーター内の黄色いランプが激しく点滅し、異常を知らせている。

ここで電気工作をする。

コネクターを見ると端子が3個あり、赤色・白色・黒色の配線がある。

黒色は、たいていGND(マイナス)だ。

残る赤と白色の配線だが、1つはいつも信号が流れている線でもう一つはボンネットの開閉を知らせる信号をが流れていると思われる。

コネクター

左側のコネクターの黒と赤色の端子をリード線で接続しエンジンをかけた。

正常に始動し、メーター内の黄色ランプも点灯しない。

ジムニーを走らせても、アイドリングストップ機能が停止している。

ビニールテープでコネクター固定・防水した。

結果

この方法でほぼ費用をかけることなく、アイドリングストップ機能を停止すことができた。

しかもメーター内のオレンジ色のランプも光らない。

ただし、接続したリード線を外してコネクターを接続しない限り、アイドリングストップ機能は復帰しない。

環境保護か快適性か、どちらを選ぶかということだろう。

*このような改造により何らかの事故や不具合などがあった場合でも責任は負えません。自己責任でお願いします。

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