群馬県みなかみ市入須川から中之条町四万温泉まで14.1㎞オフロードを楽しめる「秋鹿大影林道」を2022年秋、ジムニーでドライブした。
入須川にある「遊神館」の前を通り過ぎると、舗装がなくなり林道に入る。
トランスファーを4Hに入れる。
はじめは、比較的平坦で路面も荒れていない。
舗装路を走っているようだが、次第に上り勾配がつきはじめると路面が荒れて車体が前後左右に揺さぶられる。
ジムニーはこのような荒地でも挙動が安定しているので、安心してドライブできる。
右側には切り立った崖があり、擁壁や落石防止ネットが張られているところもあるが、落石が多いようでところどころ路上に大きな石が転がっている。
車の上に石が落ちないようお祈りしたくなる。
季節は紅葉の美しい秋。
紅葉を楽しみながらの林道ドライブだ。
「秋鹿大影林道」は、中之条側の「秋鹿林道」と入須川側の「大影林道」から構成されている。
面白そうな支線の林道もいくつかあるが、残念ながら通行止めになっている。
林道の中間点あたりにキャンプができそうなトイレと休憩所のあり広場になっている。
看板を見ると、「川手山」(1,184m)の登山道の入口になっている。
地図には「入須川ヒカリゴケ群生地」とある。
調べてみると、「ヒカリゴケ」は、体長約一センチの緑黄色のコケで、光るのは原糸体がレンズ状の細胞でできており、光線を屈折反射して淡黄色の光を出す。
登山道の途中に洞窟群があり、その洞窟の中に苔が自生していて、ヒカリゴケの量とその美観で全国的にも有名とのこと。
次回、装備を整えて登山しながら見てみたい。
「霧峠」を過ぎると登りから下りになり、ATのオーバードライブをOFFにしてブレーキをときどき踏みながら下る。
眺望が開けると上越の山並みが見える。
よく見ると頂上あたりが白く、紅葉と相まみえていい感じだった。
中之条側は路面状態がよくガードレールがついているところも多い。
だんだんと標高が下がり人の気配を感じ始めると民家がある。
まもなく林道の終点となる。
四万川を渡る橋を渡り左に行けば、天然記念物に指定されている川底の岩盤にできた円形の穴「甌穴」があり、右に曲がれば四万の病に効果があると言われる「四万温泉」に至る。
秋の「秋鹿大影林道」で紅葉と景色とオフロードのジムニーを十分に楽しませてもらった。
次回は、四万温泉から野反湖までの「万沢林道」をドライブする。
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