ジムニーJB11
30年ほど前に妻が免許を取ったので、遊べる車で丈夫そうな5MTのジムニー・ハーフメタルを購入した。
このジムニーは、軽量ということもあり空荷だとトラックのようにピョンピョンはねて乗り心地はお世辞にも良いとは言えなかったが、小さくて取り回しがよく、買い物でも良く使っていた。
その頃、週末を楽しむログハウスも購入した。
そこは、雪も降るし、幹線道路からログハウスへはオフロードになっているので、ジムニーはなくてはならない。
いつの間にか毎日ジムニーを利用していた。
そして、スキーに行くときも。
悪路や雪道では本領を発揮し、すいすい走ってくれる頼もしい車だ。
ジムニー契約
今でも週末にログハウスへ行く。
家族が増えて、ジムニーでは乗れなくなり、ランクルに乗り換えたが、今は子供たちも独立した。
夫婦2人にランクルは大きすぎるので軽のセダンに乗り換えた。
しかし、ログハウスへの道のりは、FFのセダン型の車では、タイヤやチェーンを付けても雨の日や雪の日はスタックして途中からログハウスまで歩くことになり、やはり無理だった。
深く雪が積もったり、ぬかるみの道を歩くのは嫌だ!
夫婦二人ならやっぱりジムニーしかない。
昨年、2021年6月、スズキのディーラーで新型ジムニーを試乗した。
質感、装備、走りが30年前のジムニーとは全く違う。
高級感が漂うインテリアと上質な乗り心地。
すべてが予想以上に進化していて驚いた。
即日、新型JB64ジムニーを契約した。
グレードは4ATのXCで、カラーはツートンの「キネティックイエロー」。
ディーラーは、その時の納期が未定ながら8カ月くらいではないかとのこと。
内金30万円を支払い、気長に待つことにした。
2022年1月にディーラーからの連絡があり、納車が1年くらいかかりそうとのこと。
本当に納車されるのだろうか?
ついに納車
2022年7月に納車になった。
待つこと1年1か月。
その間に仕事や生活パターンが全く変わり1年1か月というのは、長い期間だったことを実感した。
1時間程度、ディーラーから告知事項を聞かされ、やっと引き渡し。
新車の香りが懐かしい。
納車時のオドメーターは、6km。
8km走ったところで記念写真。
そして、自宅車庫に到着。
エンジンルームを開けてみた。
エンジンが見えないほど補器類がたくさんついている。
JA11ジムニーはエンジンの上にターボのインタークーラーがついていたが、見当たらない。
どこにあるのだろうか。
よく見ると、前面のラジエターの横にあった。
ログハウスへ
さっそく、ジムニーでログハウスへ。
ログハウスへの経路は、ほとんどが高速道路だ。
高速道路は、クルーズコントロールを95㎞にセットして定速走行。
緩い上り坂でもシフトダウンせずに走る。
トルクの太さを感じる。
JA11ジムニーにはメーターパネルにターボがかかるとマークが光っていたが、JB64ジムニーにはそれがない。
エンジン音にも昔の独特のターボ音がしない。
ほんとうにターボがついているのだろうかと思うほどだ。
ウインカーをつけずに車線変更すると「車線逸脱警報機能」が働き表示と警告音がする。
ログハウス近くの未舗装路は4WDに切り替える。
JA11ジムニーは車から降りて前輪のハブをロックする手間があったが、JB64ジムニーはトランスファーレバーを4Hにすれば自動的に前輪をロックしてくれる。
当然のことながら、未舗装路も難なくログハウスへ到着した。
草津白根山へドライブ
舗装路の山道を走ってみた。
未舗装路林道のルートもあるが、まだ新車なので舗装路で草津までドライブ。
急こう配の道をが続く。
早く走ろうとすれば、小さい排気量の車ゆえに非力さは感じざる得ない。
そして、山頂の駐車場に到着。
どこに駐車しても「キネティックイエロー」は、目立つ。
感想
JB64ジムニーは、街乗りだけを目的とすればオーバースペックのような気もするが、未舗装路や雪の多い地域で乗るのであるならその構造や装備などによって安心して乗れるよくできた車だ。
オンロードでは、セダンと変わらない乗り心地が良く、長距離を運転しても疲れない。
手ごろな大きさゆえに細い道でも難なく走れ、日本の道に合っている。
次回は、オフロードを走ってみたい。
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