群馬県の野反湖と奥四万湖をつなぐ全長21.1㎞の長いオフロード林道がある。2023年夏、志賀高原の帰り道にジムニーで「万沢林道」をドライブした。
この林道は数年前までは全線オフロードだったが、現在では一部アスファルトで舗装されている。
それでも十分にアドベンチャー気分は味わえるのでお勧めの林道のひとつである。
今回は野反湖側から四万温泉に向けてのドライブ。
ハムで有名な「六合」から川底から温泉が湧きだしている「尻焼き温泉」を通り過ぎてどんどん標高を上げていき最後の集落を過ぎると冬季閉鎖するゲートを通り過ぎる。
ゲートからさらに標高を上げ、「野反湖」まであと5㎞の看板を過ぎると別荘地「野反湖パークランド」看板ある。
看板を右に曲がるり林道に入る。
国道を曲がるとすぐにオフロードになり、トランスファーを4Hに切り替える。
以前乗っていたジムニーは停止してトランスファーを切り替えて、車から降りて左右前輪のハブをロックする手順があったが、今では走りながらトランスファーを切り替えれば前輪を自動でロックしてくれるからありがたい。
しばらくすると有名な数キロにわたる平坦な直線オフロードを走る。
2008年10月ランクルプラドで
以前は平坦でスピードを出しても走れる路面状況だったが、現在はところどころにへこみができていてあまりスピードを出すのは危ない。
直線道路が終わるとくねくねした下り勾配の林道になる。
谷底には「白砂川」が流れていて橋を渡ると峠までくねくね道を登っていく。
途中、木を伐りだす作業現場がいくつかあり、作業車見られた。
林道に大型トラックが入れるわき道を作って材木を搬出しているようだ。
昨晩、雨が降っていたので水たまりが多く、スピードが出ているとディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」のように派手な水しぶきが立つ。
材木搬出現場を過ぎると両脇に熊笹が茂りだし、林道に覆いかぶさった熊笹が車体をこする。
夏の万沢林道は木々の葉が茂り薄暗いが、秋は紅葉が楽しめて林道は明るい。
2020年11月ランクルプラドで
峠を越えて四万温泉側に入ると片面が崖になっているところが多く落石が見られるようになった。
路面も少し荒れてきたのでコース取りしながら走る。
一部舗装されたとはいえ、20㎞もオフロードを走るとドライバーだけでなく同乗者も車にしがみついているのだから結構な運動量になる。
若いころスポーツ車や4WDは絶対ギアと思っていたが、前に乗っていたランクルでAT車をはじめて乗って「目から鱗」。
オンロードでもオフロードでもATの方がうまく運転できることが分かった。
四万温泉までは勾配のある下り坂が続く。
ジムニーはAT。「2」から「L」レンジに切り替えてゆっくり坂を下る。
四万川の支流が崖下に見えてくるともうすぐ林道の終点だ。
ログハウスに着いてジムニーを眺める。
4駆っぽくいい感じに汚れた。
次の日、軽井沢へ。
軽井沢へ行く途中、「北軽井沢」あたりでオドメーターが10,000㎞になった。
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