モンキーとの出会い
40代になって熱くなったのが、バイク。
それまで、車が大好で、バイクには興味がなかった。
ところが、ある時からバイク好きの同僚から毎日のようにオートバイの楽しさを強制的に聞かされた。
バイクの話を聞き始めて半年過ぎたころ、Yahooオークションでホンダ・モンキーが8万円で出ていた。
なんとなく、入札したら落札してしまった。
それが、モンキーとの出会いだった。
モンキーの歴史
モンキーの歴史は、1961年の遊園地「多摩テック」の乗り物として始めて登場した。
1964年には、輸出用のモンキーが生産され、1967年には、国内に公道を走れる50ccの原付バイクとしてデビュー。
写真を見ると、とてもかわいい。
車に乗せられるバイクを売りものにしていたため、かなり小さく、折りたたみハンドルやガソリンが漏れないキャブなど工夫が施されていた。
その後、モデルチェンジを繰り返したが、2017年8月で生産が終了した。
現在のモンキーは、125ccに大型化された。
詳しくは、ホンダのホームページ で紹介されている。
乗って楽しむ
モンキーは、公道を走れる小さなバイクではあるが、ちゃんとマニュアルのキアが付いていて、スポーツバイクのようにタンクを両膝で挟んで、コーナーを倒して走ることができる。
それが、楽しい。
原付なので、高速は走れない。
一般道をトコトコをひたすら走る。
低速で走るということは、景色をゆっくり眺めながらのんびりと走れるということでもあり、それが魅力でもある。
走り出すと時間を忘れ、1日乗っていても飽きることがない。
そして、もう一つ。
小さいバイクに大きな大人が乗っているアンバランスさで笑いを誘うのだろうか、注目度も高く人の視線を感じる。
モンキーに乗っていて、人に見られることで、テンションも上がるのである。
見て楽しむ
自分のバイクを眺めているだけでも楽しい。
エンジン、キャブレターなどの部品がむき出しになって見えるのがいい。
人間が作った部品の造形美を見て楽しむのだ。
モンキーは、ちいさな車体にバイクの部品が全て詰まっている。
工業製品の盆栽のようなもの。
磨き込み手をかけてあげればより美しく、かっこよくなる楽しみがある。
弄って楽しむ
モンキーでツーリングをしているとその非力さを実感する。
その上、50ccなので最高速度30km。
排気量を大きくしたくなる。
一般的なのは、シリンダーとピストンを交換する方法で、88ccのボアアップキットの組み込みだ。
マイモンキーは、オリジナルモンキーの外観を尊重したいので、ノーマルの50ccと同じように見えるキタコの75ccをチョイスした。
ただ、これだけではトルクが太くなるだけでスピードは変わらない。
スピードを求めるなら、大きなキャブとハイカムを組み込む必要がある。
ヘッドは、オリジナルを流用する。
排気量が大きくなったので、ナンバーが黄色くなり30kmの制限速度が解除された。
それとともにバイクの免許も必要なので取得した。
モンキーのパーツは豊富だ。
素材にこだわっているものも多い。
パーツの値段は、おこずかいで調達できるほど価格が手頃。
モンキーの構造はシンプルなので、工具があれば自分でもいじることができる。
いじり始めたらきりがない。
でも楽しい。
カスタムに凝る人も多い。
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