モンキー【タイヤ交換】|こだわりのないブログ

モンキー【タイヤ交換】

2021年11月19日

後輪のグリップがなくなり滑るようになった。

タイアをよく見ると、ほぼ丸坊主でヒビも出てこれは危険だ。

タイヤ交換をすることに。

タイヤは、以前使っていたブロックタイヤで溝はあるのでこれを使う。

本来なら新しいタイヤにしたいところだが・・・・。


次回は、新しいものに取り替えよう。

構造の確認

後輪は、チェーンがついているので前輪に比べて部品数が多い。

後輪の構造

部品を失くさないように箱などに入れて保存しておく。

タイヤは回転する部品なので、ナットなどは逆ねじになっているので、外すとき、締めるとき回転方向が逆になる。

工具

ソケットレンチとメガネレンチがあれば便利。

タイヤをホイールから外すときに「タイヤレバー」という工具があれば便利。


なければ、横に力をかけけても曲がらない丈夫なドライバーでも代用できる。

作業手順

作業に入る前に忘れてはいけないことは、フットブレーキの下あたりにブロックをかまして後輪を浮かすようにしてモンキーを立てておくこと。

メンテナンススタンドがあればいいが、なければブロックがちょどいい高さなのでおすすめだ。

分解は、それほど難しない。

1.ブレーキに接続されているロッドを外す

ブレーキのロッド

2.アクスル(車軸)のねじを緩める

アスクルが固着していると引っ張っても抜けないことがある。

そのようなときは、プラスチックハンマーで叩いて外す。

3.タイヤを前方にずらしてチェーンを外す

4.アクスルを抜いてタイヤと付属する部品を外す

ホイールが外れるとブレーキのアッセンブリも外れる。

ブレーキアッセンブリ

削れたブレーキシューの粉がたまっているので、掃除する。

5.チューブからエアーを抜く。

6.スプロケットを外す。

スプロケット

ホイールにロックナット3個で取り付けられている。

7.ハブを外す

ハブ

ロックナット3個を外してもハブがホイールから外れないときは、ホイールのナットを外す。

8.ホイールのナットを外す

ロックナットとボルト4本で固定されている。

9.タイヤをホイールから外す

タイヤレバーを使って、タイヤとホイールの間にタイヤレバーを差し込み、てこの原理でタイヤとホイールの間に隙間を作りながら、1周させるとタイヤがホイールから外れる。

片側のホイールが外れたら、反対側のホイールからもタイヤを外す。

10.チューブをホイールから外す

ホイールからタイヤとチューブを外す

11.分解の逆の順番で部品を組み付ける

後輪を取り付けるとき、ブレーキアッセンブリの溝をスイングアームの出っ張りに差し込む。

ブレーキアッセンブリ―の組付け

後輪がスイングアームに対して垂直になるよう、また、チェーンが緩みすぎず張り過ぎない程度に左右のアジャスターでスイングアームに刻まれている目盛りを参考に調節する。

タイヤに空気を入れて試走する。

おわりに

タイヤ交換は、ホイールからタイヤを外す作業が面倒であるが、その他の作業は慣れれば1時間くらいで完了する。

機械は身を削って動いている。

タイアやブレーキシューの摩耗を見るといつもそう思う。

ぜひとも、かわいいモンキーのタイアの交換をDIYしてみたらいかがだろう。

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